前回の続きを綴っていきます。
理不尽な上司が左遷され、社長から認められたと感じた瞬間は自己肯定感が満たされ、やる気に満ち溢れました。
毎日、遅くまで残業しても苦にならず、このころは、一緒に働くスタッフのほとんどが、自分の仕事
に誇りをもってやっており、一方でバカ騒ぎや遊びにも貪欲で皆イキイキと仕事をしていました。
イケイケの社長と素直でパワフルなスタッフの影響で、会社は右肩上がりを続け、3年周期くらいで支店展開も順調に進んでいきました。
私は、既存会社の経理・財務をしながら資金調達、出店準備、サポート、経理スタッフの育成と多忙を極め、ミスや失敗、人材流出が多発
しましたが、不器用ながらも何とか会社の変化に対応し続け、逃げずに形にし続けた結果、30代後半で課長まで昇進することが出来ました!
その後は、社長が一線から徐々に離れていき、幹部に会社を任せるようになります。
この頃から業績が頭打ちでかつての勢いを失います。東日本大震災や働き方改革の影響で、かつてのやり方が通用しなくなり、会社を支えて
きた古株が数人、辞めていき転換を迫られます。
グループ各社の収益が上がらず、各人がもがいているなか、私は会社の外にアンテナを向け、一人で海外旅行やオンラインサロンに加入、
SNS発信など、社内でやっていないことに積極的にチャレンジをしていきました。
こうした行動を続けることで、自分なりに見識が高まり、いい意味で会社依存から抜け、社内でも思い切った挑戦ができるようになりました!
求めず、意図せず、自然に社内の影響力がアップし、役員にまでなることが出来ました。責任重大ですが、ここまでこれたのは、社長であり、
支えてくれた家族であり、同僚です。感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは、与えられる存在となり、少しずつでも、返していかれるよう精進します!!
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