前回のブログ続きを書きます!
職を転々とし、借金も抱えていた僕に光明が差しました。
義兄の紹介で、元々、やりたかった経理職に就くことが出来ました。
今思えば、何だかんだ一応、真面目に期間を開けずに働きつづけていたのが
良かったのだと思います。
ただし、ここでも試練が待っていました!入社した会社は、主に公共工事を請け負って
いる建設会社の下請けです。入社して6ヶ月間は、周りにコンビニすらない宿で泊まり
込みで岐阜県と愛知県の県境の山奥にある水力発電所の仮設事務所での研修でした。
事務作業と現場スタッフの手伝いとして行きましたが、癖のある職人が多く、怒号が飛
び交う工事現場でした。事務所内では、掃除をしながら日々、カメムシとの格闘でし
た。完全に根性試しの研修だった気がします。
何度も逃げ出したくなりましたが、義兄の紹介であり、借金もあり、地に足も付けなけ
ればと考えていましたので、何とか耐えて、無事に帰ってくることができました。
それから経理のイロハを学び、業務のシステム化にも貢献をして、徐々に地位を確立し
ていきました。
また時間があったので、退社後に資格スクールに通ったり、社会人サークルに参加した
り、ダイニングバーでアルバイトをしたりと、20代は相当、攻めました。
これが功を奏して、すっかりギャンブル依存から抜け出すことができ、借金も返済する
ことが出来ました。
日々、予定を詰め込んで忙しくしていましたが、気持ちとしては余裕を持てるようにな
り、自信も付いてきました。
そんなとき、ふと客観視した自分に気づきます。『このままでいいのか…』
当時の会社では正直、希望を持てなかったのです。
ほぼ毎日定時で帰れる業務量で、滅多に叱られることもなく、当然、給料も安かった
のです。このままでは家庭も家も持つのも難しいと感じるようになり、紹介を受けた
とは言え、転職を決断しました。経理として約5年間の下積み時代でした。
この続きは(3)で綴ります!
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